カモミール 4タイプ
- 勝田 静佳
- 2022年3月8日
- 読了時間: 1分
カモミールにはジャーマンカモミールとローマンカモミールの他に、ケープカモミールとモロッカンカモミールがあります。それぞれの違いのまとめ。(随時加筆)

ジャーマンカモミール /ブルーカモミール
精油の色:濃紺
1年草、60㎝ほどの草丈。一番の特徴はアズレンの濃紺
鎮静作用が期待でき、皮膚炎などに使われる。薬用としての側面がローマンよりも強い。ハーブティではジャーマンを利用することが多い。
ローマンカモミール /ゴールドカモミール /コモンカモミール
精油の色:薄い黄色
多年草、20㎝ほどの草丈でグランドカバーに使われるように匍匐タイプの植物。
同じく鎮静作用が期待でき、皮膚のコラーゲン合成促進作用が認められたこともあり、スキンケア、メンタルケアに利用される。
文献情報はこちら(アロマテラピー学雑誌14(1)27-36)
ケープカモミール
精油の色:薄いブルー
南アフリカの山岳地帯の限られたエリアで見られる珍しい植物
鎮静作用、スキンケア、メンタルケアに。穏やかな成分のためローマン同様、乳幼児やお年寄りに使いやすい。
モロッカンカモミール /ワイルドカモミール
精油の色:薄い黄色
最近出てきた精油のため、データが少ない。
上の3種類と比べると作用面で劣るそう。
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